イノシシ講習会!

イノシシ
wikipedia 資料画像

おはようございます!
本日はあいにくの雨ですね~(・へ・)

さて昨日は最近山で話題の、イノシシについてお勉強してきました!

毎年の事ですが、イノシシによる作物やその他(石垣を崩されるなど)の被害が今年は特に多いのだそうです。
サドルバック牧場でもエノコロの畑が荒らされたりと、かなり困っています。。
(作物を踏まれる、とかいうレベルではなく、「耕運機で耕したのか?!」という感じ。汗)

そこでJAかながわ西湘 本店にて、「イノシシ・小動物 箱わな講習会」を開催すると聞き、私たちも参加してきました!

●○●被害状況の確認●○●

これが意外と少ない。
というのも、農家さんも忙しいし、「報告しても何も変わらない」と、実際の被害数はかなりのものなのに、被害報告は少ないんだそうです。
被害報告が少ないので予算が出ず、なかなか駆除・対策が進まない、という悪循環になっているんだとか。

これからはお互い協力し合いたいですね。


●○●害獣たちの生態などをお勉教●○●

主な害獣はイノシシ・サル・ハクビシン(その他 タヌキ・シカ等)
彼らも生きるために必死です。ですが私たちが気付かないうちに彼らを呼んでいるかもしれないという事実を知らされました。
↓↓↓↓↓↓↓↓
たとえば、、

・草刈りを十分に行っていない
→シカのエサ場。イノシシの隠れ家になりうる。

・果樹(みかん・ビワ・栗など)、キズもの野菜などの放置
→ビワや栗は特にイノシシの好物。ハクビシンなんかも甘いものが好きなのでみかんを食べに来ます。

・藁や草などを積んでおく。
→藁などの下は湿っていて、イノシシの好物のミミズやカブトムシの幼虫などが生息しやすい。

などなど、、

●○●ということは??●○●

本来は山にある草や昆虫などを食べて暮らしている彼らも、人間の作った栄養価の高い作物を食べて、子どもを安定して産めるようになり、親が元気なら子どもも栄養たっぷりの乳がもらえるわけで。。
つまり、本来少ない数しか生き残れないはずが、私たちが栄養を与えて多くの動物を長生きにしてしまい、そして増やしてしまっているんだそうです。

●○●対策●○●

じゃあ一体どうすればいいのか?!
さまざまな仕掛けも、怖くないと分かれば気にしなくなるということなので、とりあえず出来ること(環境の整備や作物を放置しない等)をしつつ、捕獲して数を減らしていかないといけないのです。
このままではどんどん増え続け、畑は荒らされ、しまいには人間界に慣れてきた動物が人に怪我をさせてしまうかもしれません。

なんども言いますが、彼らも生きるために必死です。むやみに攻撃はしませんが、子どもを守るためには命がけで戦います。私達からしたら害獣とはいえ、うまく共存していきたいものです。

これからも彼らの事を理解し、出来る対策をしていきたいと思いました<(_ _)>

ちなみに「箱わな」などの捕獲器を使用するには申請が必要です。
※イノシシ用の大きいものなどは資格が必要。

みなみん

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